BABYMETAL、“異国の地”巡った試練の旅に幕
スラッシュメタルの“BIG4”と呼ばれるMegadeth、Metallica、Slayer、Anthraxの名曲たちが流れ、開演前にも関わらず異様な熱気で満たされた場内。定刻を少し過ぎた頃、会場が暗転し英語のナレーションとともにステージ後方の巨大スクリーンにワールドツアー仕様の映像が流れ出す。映像の中でBABYMETALはキツネ様より与えられた試練として異国の地へと旅立ち、メタルの神の化身“THE BIG FOX”から授かったメタルの未来を背負って日出る国、日本に舞い戻ったと語られた。
“神バンド”の演奏に迎え入れられたSU-METAL(Vo, Dance)、YUIMETAL(Scream, Dance)、MOAMETAL(Scream, Dance)の3人は爆発音を合図に「BABYMETAL DEATH」でライブの口火を切る。さらに「君とアニメが見たい ~Answer for Animation With You」「メギツネ」を畳み掛け、フロアのテンションを一気に引き上げた。
中盤、神バンドのインストパートを経て、炎がゆらめくステージに登場したのはSU-METAL。ソロナンバー「悪夢の輪舞曲」「紅月 -アカツキ-」を情熱的に歌い上げ、圧倒的な歌唱力で観客を魅了した。一方YUIMETALとMOAMETALからなる“BLACK BABYMETAL”は「おねだり大作戦」「4の歌」をキュートにパフォーマンス。彼女たちのいたずらな表情やファンをとろけさせるような笑顔が巨大ビジョンに映し出された。
ライブが後半に差し掛かると派手なレーザービームが会場中を飛び交った「いいね!」や巨大なBABYMETALのロゴを背に歌った「ド・キ・ド・キ☆モーニング」など初期ナンバーが連投される。爆発的な盛り上がりを見せる中、本編ラストを飾ったのは「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。アリーナの各ブロックでは“ウォール・オブ・デス”が大発生し、フロアはこの日一番の盛り上がりを見せた。曲が終わりおなじみの「We are!」「BABYMETAL!」のコール&レスポンスを行うと3人は「See You!」と挨拶して颯爽とステージを去った。
「We want more!」というアンコールに応えて再び舞台へと舞い戻ったBABYMETALは「ヘドバンギャー!!」を披露。間髪入れずに「ギミチョコ!!」へと突入するとサークルモッシュやクラウドサーファーが続出し、SU-METALの「Let’s sing! Together!」という煽りを受けてフロアからは大合唱が巻き起こる。最後は客席に銀テープが勢いよく放たれ「BABYMETAL WORLD TOUR 2014」は大盛況のうちに幕を下ろした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140917-00000097-natalien-musi
BABYMETAL、全米チャート“World Albums”で引き続き好調
アルバム『BABYMETAL』が“World Albums”にチャートインするのは今回で29週目となる。11月4日に【BABYMETAL BACK TO THE USA/UK TOUR 2014】としてニューヨークのHammerstein Ballroomで公演を行うが、開催前に更なるファンを拡大しているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140918-00022560-exp-musi
BABYMETAL、米ビルボード「ワールドアルバムチャート」で1位を獲得! 海外人気はホンモノなのか?
海外進出といえば、3人組テクノポップユニット「Perfume」が先日、全米デビューを発表したばかり。それに先駆けてBABYMETALは海を飛び越えて大活躍している印象だ。
だが、その一方で「アメリカ在住だけどBABYMETALなんて聞いたことないよ」「現地のサイトでBABYMETALに言及している書き込みはほとんどない」などといった声もネット上で少なからず上がっている。前述のチャートでも人気は証明されているように思えるが、彼女たちの本当の海外評価はどの程度なのだろうか。
「ビルボードの総合チャート187位は、日本人として快挙であることに違いありません。しかし、近年では宇多田ヒカル(UTADA名義)が69位、DIR EN GREYが114位に入っており、そのいずれも全米進出は成功したと言いがたい。それより順位が下回っているのですから、あくまで一部にウケているくらいでしょう。また、ワールドアルバムチャートも前週の1位は韓国の男性アイドルグループ『SUPER JUNIOR』ですが、同グループがアメリカで人気という印象はありませんよね? それと同じことです」(音楽関係者)
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/menscyzo_20140915_182021?p=2
どうやら一部メディアなどがあおっている「海外で大人気!」というほどの状況ではないようだ。これまで日本人アーティストによる惨敗の歴史が繰り返されてきた海外進出と同じ結果になるのではないかと心配になるが、彼女たちには光明があるという。
「日本人アーティストの海外公演でよくあるのが『客は日本からの遠征組と現地の日本人だけ』というパターン。今までの『全米進出!』はほとんどがそうでした。しかし、彼女たちの海外ライブは日本人だけでなく、間違いなく現地のファンが大勢駆けつけている。『大人気』は言いすぎだとしても一部に人気があるのは確かですから、これは大きな違いです。着実に海外向けのパフォーマンスや現地公演を積み重ねていけば、本当に絶大な海外人気を獲得することも不可能ではない」 (前同)
一朝一夕に大スターになれないのは日本でも海外でも同じ。同グループはワールドツアーの追加公演として、11月にロンドンとニューヨークで公演することが決定しているが、そうやって地道に活動していけば確実に海外のファンは増えていく。ただのあおり文句ではない正真正銘の「世界のBABYMETAL」になるのも夢ではないだろう。
http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/menscyzo_20140915_182021?p=3
BABYMETALは本当に世界を変えてしまうだろう
もはや「アイドルとメタル」の融合というコンセプトを超越して、そのショーは圧倒的な音楽な必然と、エンターテインメントとしての必然を持ってオーディエンスを完全解放する狂った装置だ。
心技体がひとつとなり今、まさに最高潮の状態といえるそのパフォーマンスは、世界のどこへ行っても「日本はとてつもない国だ」と人々の度肝を抜くことだろう。
初来日のスティーブ・リリーホワイトは「ONE OK ROCKとBABYMETALはいいね!」とフレンドリーに語りかけつつ、音楽愛炸裂の熱い講演を繰り広げた。
元レッチリのギタリスト、デイヴ・ナヴァロからラブコール??
Me too!!!! RT @_Fckppy: I wanna see @DaveNavarro with @BABYMETAL_JAPAN
— Dave Navarro (@DaveNavarro) 2014, 9月 17
3人にとってBABYMETALとは
SU-METAL
「全て夢だと言われたらそれで納得できちゃうんですよ。」―――BABYMETALは全てが夢?
SU-METAL
「だからもし『ここで終わりだよ』って言われても、そうか夢だったん
だって終われるというか。もちろん悲しいけど。」
YUIMETAL
「SU-METALが言ったように、夢の中と思えば、もし終わったら
目が覚めたんだなって。すごく嫌だけど。」
MOAMETAL
「どんどんすごいことが起きてきて、自分の中でも整理がついてなくて。
だから夢なんじゃないかなと思います。」
「マーキー」Vol.101のBABYMETAL記事より
BABYMETALの世界挑戦はまだまだ始まったばかり
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