4/27(土) 18:00 Rolling Stone Japan
絶滅寸前の危機、ギターソロはもはや過去の遺物なのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190427-00030710-rolling-ent
特大ヒットしたポップソングも含め、かつてあらゆる曲に登場したギターソロは、今や絶滅寸前となっている。その伝統芸がメインストリームに返り咲く日は来るのだろうか?
ポップR&B界の急先鋒カリードの新作、『フリー・スピリット』に収録された眩いディスコポップ「アウタ・マイ・ヘッド」では、冒頭から約2分のあたりで奇妙で異質なサウンドが登場する。うねるように音程を上下させるそれは約15秒間にわたってメロディを奏でた後、ゆっくりとフェードアウトしていく。
これはもしや…間違いない、ギターソロだ!
ジョン・メイヤーによるこのソロは、ジャンルを軽々と飛び越えるカリードの柔軟なスタンスを物語っている。しかし2019年において、ロックンロールの象徴であるギターソロという表現手法は、もはや絶滅寸前と言っていい。イマジン・ドラゴンズ、The 1975、トゥエンティ・ワン・パイロッツ等、現代のメインストリームのロックバンド(あるいはそれに準ずるもの)は、ギターよりも弾力性に富んだビートやプログラミングを多用し、ギターソロらしきものは全くと言っていいほど耳にしない。また今日のポップやヒップホップ、あるいはR&Bにおいて、ラップ・ロック、90年代のオルタナロック、エモ等の影響を感じさせるものはしばしば見かけるが、ギターが使用されているものは稀だ。ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」等、ポップスの曲にブレイク部が挟まれる場合、そこで耳にするのは大抵シンセサイザーやキーボードの音色だ。
近年でギターヒーローが脚光を浴びる場といえば、音楽よりもむしろ映画が連想される。『ボヘミアン・ラプソディ』において、同名曲のギターソロを弾くにあたって悪戦苦闘していたブライアン・メイ役のグウィリム・リーに対し、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックは「自分を投影させろ」とアドバイスしたという。アンプの前に陣取った彼がそのギターソロを完璧に再現する姿は、もはやロックそのものよりも古めかしく、まるで古代エジプトの儀式を目にしているかのように思えてくる。
(中略)
ギター・ソロは時代遅れとなってしまったのか?
こういった具体例を挙げるまでもなく、ギターソロという伝統芸が文化的にも音楽的にも時代遅れとなってしまったことは否定できない。なぜならギターソロには、(主に)白人の男性のイメージが定着してしまっているからだ。その一方で今年のグラミーでは、ギターヒーローとして輝きを放った2人の女性が誇らしくソロを弾いてみせた。アニー・クラーク(セイント・ヴィンセント)とR&BシンガーのH.E.Rはそれぞれのパフォーマンスにおいて、フェミニンでもマッチョでもない、簡潔でセンスの良いソロを聴かせた。
クラークのアプローチはやや控えめでありながら、テクスチャーへのこだわりを感じさせる。リードのラインや時折登場するソロをその他の楽器と調和させる彼女のスタイルは、ロバート・フリップやマーク・リボットのニュアンスに満ちたプレイを思わせる。「ギターは死んだっていうセリフは、数年おきに耳にするわね」彼女は昨年そう語っている。「でもそれは間違ってる。ギターは常に生まれ変わり続けてるし、そのサイクルはこれからも続いていくの。ギターを耳にしなくなる日は永遠に来ないわ」ロックそのものがそうであるように、ギターソロが以前のような脚光を浴びることはもうないのかもしれない。しかしクラークのようなアーティストがいる限り、ギターが生きたまま葬られてしまうことは決してないだろう。
Translated by Masaaki Yoshida
DAVID BROWNE
>>1
80年代半ばにもDX7なんかのシンセ全盛期
ギターは添え物みたいなバンド多かったよ
だからといってギター前面に押し出すバンドが
いなかったか?と言えば山ほど居た
いまは音楽産業自体に頑張ってほしい
ジャンルは問わない
凄いね大発見だね。
なにわのモーツアルト乙w
ONEの悪口はry
もちろん過去の手法になったとしても使われる場面はあるだろうけど
自分でドラム叩く人以外はつまらないかもね
楽器のできない人は、歌意外には興味無さそうだし
今知った
かっこいい
歌もいい
『グリーンマインド』のギターソロとか死ぬほど格好いい
まぁまた必ずバンドブームみたいなのは来るとは思うけど
パソコン使ってなんでも出来ちゃうからな
理論さえ覚えちゃえばわざわざ楽器弾かなくてもいい
延々ソロ回しやってるぞw
ジャズとかマニア以外聴かない過去の遺物状態やん
むしろアメリカだと流行りのR&Bや黒っぽい音楽のバックが若いジャズメンだらけ
古いジャズしか知らないだけじゃん
ただし主役である必要もない
ギターソロが絶滅していない時代の音楽を聴くまで
時代が変わろうとも、テクノロジーが進化しようとも音楽を聴くのは人間で、時代により多少の変化はあれど人間の根源が変わるもんじゃなく、結局聴いて気持ちいいかどうかが音楽の価値だろうし
でなきゃ300年、400年前の楽曲を今も聴いてるクラシック音楽の世界なんて説明がつかない
ギターソロは泣ける
ボーカルの声帯はゆっくり休めただろう
そう言えばドアーズのキーボードソロはいいなあ
ジムモリソンは熱唱系じゃないから作品として必要なアレンジだったんでしょ
1970年代の終わりにも同じことが言われていて
Van Halenであっさり復活
電子楽器の登場で幅が広がるかと思ったけど
そんなでもなかった
シンセやアルトサックスでお茶濁すバンドって何なん?
そこはギターソロやろ
引用元:
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1556407024/
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