「最近の浜田麻里の音源が重いぞ」と聞き、半信半疑で聴いてみたら完全にプログレだし、ありえないほどウマ過ぎるから気になってRec誰がやってんのか調べたらとんでもないレジェンド布陣で驚愕してる
なんなんだこのメンツ pic.twitter.com/vbujkj64gQ— カートマン (@xxporibaketsuxx) 2019年5月20日
ヘヴィなものはよりヘヴィに、メロディアスなものはよりメロディアスに、と緩急と剛柔を巧みに使い分けた楽曲がずらりと並んだ。
それには豪華極まりない参加ミュージシャンの存在も大きいだろう。ギターにマイケル・ランドウ、ポール・ギルバート、クリス・インペリテリ、高崎晃、マイケル・ロメオ、クリス・ブロデリック、増崎孝司。ベースにビリー・シーン、リーランド・スクラー、フィリップ・バイノー。ドラムにグレッグ・ビソネット、マルコ・ミネマン。そしてキーボードにジェフ・ボーヴァ、マイケル・ロメオ、デレク・シェリニアン、増田隆宣、中尾昌志と錚々たるラインナップだ。今作の中でも“Disruptor”は熾烈な演奏バトルを繰り広げ、プログレッシヴ・メタルに通じる緊張感溢れるプレイを堪能できる。と思ったら、この曲には元DREAM THEATERのデレクが参加しているではないか。この辺の適材適所の人選にはメタル・ファンも唸ることだろう。
前半の怒濤の攻めを潜り抜け、中盤にはミドル・テンポの楽曲が配置され、アコギを用いた切なくも明るいポップ・チューン“Lost”なども素晴らしい。また、後半には速弾きの名手であるクリス・インペリテリを迎えた“Dark Triad”が飛び出したりと、作品一枚を通して存分に楽しめる内容になっている。名プレイヤーの演奏を追い風に、浜田麻里は水を得た魚のように歌い上げ、自由を謳歌した伸び伸びとしたヴォーカルを遺憾なく発揮している。純然としたメタル・アルバムとしても、普遍的なロック・アルバムとしても、聴く者をグイグイと引っ張ってくれる無尽蔵のエネルギーが今作には詰まっている。今がもっとも脂が乗っているのではないかと思わせられる傑作だ。
このツイート見て浜田麻里聴いたらゴリゴリで草
— Ryota (@Ryota_gts) 2019年5月23日
Paul Gilbert,Phillip Bynoe ,Derek Sherinian,Marco Minnemann
浜田麻里「Black Rain」MV
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