瑛人・YOASOBI・AAA末吉…ヒット曲生むTikTokの拡大と成熟 プロアマ隔てない「地続き感」が浸透
2020-06-20 09:00 ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/news/2164925/full/
YOASOBI
2020年上半期の音楽シーンは、新型コロナウイルスの影響でライブやリリースの延期・中止など未曾有の打撃を受けた。今はアーティストもファンも共に受難の時を乗り越えようとしている。しかし、暗いニュースが相次いだ一方、新しい時代の波を感じさせる動きも確かにあった。
今年の上半期は、ショートムービー・プラットフォームとして知られるTikTokで支持された楽曲が、オリコンの合算シングルランキングでも上位にランクインするケースが相次いだ。
■オリコン週間合算シングルランキングで首位 瑛人・YOASOBIの大躍進
今年の上半期を象徴するアーティストとして、瑛人(えいと)とYOASOBI、そしてAAA・末吉秀太、3組の例を紹介したい。前者の2人はTikTokでの人気を受けて知名度を上げ、オリコンのランキングでも上位ランクインを果たしたパターン。末吉はメジャーシーンで長く活躍してきたアーティストでありながら、TikTokをきっかけに楽曲が“再発見”された例といえる。
(中略)
■アルバムの1曲が突如「バズり散らかす」 AAA末吉秀太の例
(中略)
■もはや“10代のSNS”ではない ヒット曲を生むTikTokの成熟
7月で日本でのローンチからまる3年が経つTikTok。これまでもUGC(=User Generated Contents 一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツ)動画から生まれたTikTok内の“人気曲”というのは数多くあったが、ここまでシングルランキングに影響を及ぼす作品が相次いでいるのは過去に例がない。現在、「香水」も「夜に駆ける」も膨大な数の“歌ってみた”“踊ってみた”や、おもしろネタ、感動ネタのUGC動画がアップされており、このムーブメントの力強さを感じさせる。今回、TikTok側がこういった現象をどう見ているのか、TikTok Japanゼネラルマネージャーの佐藤陽一氏に話を聞いた。
瑛人については「昨年末くらいから『香水』を使ったUGC動画が少しずつ増え始めた印象です。TikTok内のアルゴリズムがその動きをピックアップしてさらに拡散されるというのがうまく重なって、認知を広げることにつながった」という。さらに4月以降、ナオト・インティライミや、FANTASTICSの中島颯太ら人気アーティストがカバーして投稿する動きが人気に拍車をかけた。
YOASOBIにおいては「もともとボカロ系のコミュニティと相性の良さがあり、それとファン層のリテラシーの高さが重なって、ユーザーが高品質なMVをつくってるかのような動きが見られました」と振り返る。YouTubeやニコニコ動画など複数の動画プラットフォームでも同時に展開したことでさらに相乗効果を生み、アーティスト側の戦略が際立った。
こうした楽曲の広がり方が相次いだ要因として佐藤氏は、アーティストサイドにTikTokをコンテンツ発信ツールとして用いる認識が広がったこと、ユーザー層が広がりプラットフォームとして成熟してきたこと、2つが同時期に重なったと指摘する。
これまでTikTokは10代、特に高校生が楽しむSNSという印象がどうしても強かったが、その年齢層の分布も確実に広がっているという。「ローンチ当初はメインのユーザー層が10代後半という状態でしたが、現在起きているような楽曲のヒットは“10代・高校生”という属性だけでは発生しなかったと言えます。TikTokユーザーが20代以上にも広がり、その結果、外に向けた拡散力やアピール力にもパワーが出てきている。特に『香水』は上の世代の方が聴いても感動できる普遍性があり、TikTokでその魅力に気づいた10代以外の層も多いです」と、属性が広がったことによりヒットを生みだす推進力が備わってきたと指摘した。
■プロ・アマを隔てない「クリエイションの融合」
これまでも、ほかのSNSやYouTube、niconicoなど、動画コンテンツのムーブメントは数多あったが、「TikTokの特徴として挙げるなら、ショートであることはもちろんですが、コンテンツの作りやすさです。スマホですぐにできるハードルの低さが、さまざまな属性の方の参入を促しています。自分が好きな音楽で何かしたいというアマチュアの方が、身構えずコンテンツを発信でき、多くの人に拡散されていく仕組みが、より多くの層に支持されるようになったと感じております」と佐藤氏。
確かに、TikTokの人気動画は、“職人感”が強いYouTubeやニコ動のコンテンツとも傾向が異なる。「面白いのは、ダンサブルな曲を使ってコミカルだったり面白かったりカッコよかったり、クオリティーの高いダンスなんかをアップする方が多い一方、スマホで撮っているからこその身近感、地続き感、アマチュア感、自分と相手の距離の近さというのも重要。プロ的、職人的に作り込まれた動画がバズるとは限らないんです。何気なくスマホを出してすぐ撮りました、みたいなものが人気になることが多い」という。
限られた時間=“ショートムービー”であるがゆえに、プロもアマチュアも同じ土俵でヒットを共有する感覚がより強くなる。佐藤氏も「力のあるアーティストもこれからのアーティストも、そしてアマチュアの方も、ボーダーラインをなくして面白い交流が自在にできる場になれば。年齢や売れてる・売れてない、そういった思い込みや役割を崩してクリエイションが融合し続けていくことが理想です」と展望を語っていた。
ヒット曲を生む新たなエンジンの一つとしてTikTokが大きな存在感を示した。この点は、難局続きだった2020年上半期の音楽シーンにあって、今後の光明となり得る実りだったと言えるだろう。
(おわり)
音楽文化がSNSツールに大きく依存してるという話か
youtuberはもう古い
昔はそんなのもあったなーになると思うよ
ランキング手動で操作してるんだってね
その逆らしいよ
なんでこんなのが10~20代で流行るんだw
が最高にダサいと思う俺は時代に合ってないんだなw
人気TikTokerなら1日でコメント数が5000~15000くらい付くし
まだ衰えてない感じだけど
>>25
半年以上ストリーミングの上位髭男だらけだけど。
スレタイの人達みたいに一発バズってこれからどうなるかって段階は抜け出したと思うわ。
いつまでもCDの売り上げとか貼ってる年寄りには受け入れがたい現実だな
ttiktokって見たこと無いから知らないけど、そんなに悪いの?
ヨルシカの方が耳に引っかかる
分かる
香水は1曲で消えそう
夜遊びは実力はあるけどボカロで良いのではって気になる
わざわざ人間に歌わせなくてもボカロでいいやんって思う曲調
引用元:
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1592620177/
最新情報をお届けします
Twitter でべビメタだらけの・・・をフォローしよう!
Follow @musicpost8
最近のコメント