「Gacha Pop」はJ-POPに代わる新ジャンルになるのか?
2023年6月15日 12:10 音楽ナタリー
https://natalie.mu/music/column/528774
■日本のポップミュージックの新たな呼び名を提案したSpotifyに、その狙いを聞く
今年5月、Spotifyは日本のポップミュージックを世界に届けることを目的としたグローバルプレイリスト「Gacha Pop」を公開した。概要欄に「What pops out!? Roll the gacha and find your Neo J-Pop treasure.(何が出るかな!? ガチャを回して新しいJ-Popのお宝を見つけてね)」と書かれたこのプレイリストに並んでいるのは、Ado、YOASOBI、imase、米津玄師、ずっと真夜中でいいのに。、なとり、藤井風、新しい学校のリーダーズなどの75曲(2023年6月15日現在)。音楽性の統一感はあまりないように見えるが、いずれも海外でストリーミング再生数を伸ばしている楽曲だ。
日本のSNSではこのプレイリストが話題になり、ポップでキャッチーなネーミングも相まって「Gacha Pop」を新しいジャンル名として歓迎するムードが広がっている。
は現行の日本のポップミュージックを指す言葉として、80年代末から使われ続けてきた「J-POP」に取って代わるものになるのだろうか。音楽ナタリーはスポティファイジャパン株式会社の芦澤紀子氏に取材を行い、このプレイリストを作った狙いなどを教えてもらった。
取材・文 / 橋本尚平
「Gacha Pop」 Spotify
https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX9ww9tisjowN
■そもそもこのプレイリストはなぜ作られたのか?
芦澤氏によるとSpotifyは、数年前からストリーミングが日本でも広く浸透し、国内アーティストのカタログも充実してくる中で、日本の音楽やポップカルチャーをボーダレスに海外リスナーに発信・紹介することが、同サービスの重要な役割の1つだと考えるようになったという。
ストリーミングの浸透・発展により世界規模の成功を手にしたアジア発の音楽にK-POPという例があるが、韓国と日本の音楽の違いについて芦澤氏は「海外進出という目標に向けて国家規模で戦略的に取り組むなど比較的フォーマット化された“ジャンル”であるK-POPに対し、海外で注目を集める昨今の日本の音楽やカルチャーは非常に多様化している」と指摘。その多様化したポップカルチャーを海外に紹介するために、新しい価値観とともに感覚的に提示することが大切だと考えたSpotifyは、時間をかけてこのプレイリストを作るための準備をしたという。
■「J-POP」などの既存の音楽ジャンルやカテゴリを使うのではなく、新しい造語を作った理由
(※中略)
このような例からSpotifyは、ここ数年連続して起きていた「日本のアーティストの楽曲が海外でバイラルヒットを生む現象」が、それぞれはバラバラな点のように見えても、実は「日本のクールなポップカルチャー」という一貫した視点から、地続きでつながっているのではないかと仮説を立てる。しかしK-POPという“音楽ジャンル”と違って、この現象やトレンドについてこれまで使われてきたJ-POPという言葉では説明することができないため、新たな言葉が必要だと考えたSpotifyは、「Gacha Pop」という新しい造語を考えることにした。
「海外からの視点で日本のカルチャーを捉えたときに新しい価値観が生まれる、という意味で、『カリフォルニアロール現象』という仮説を唱えていました。日本の寿司の伝統に固執するのではなく、文化背景の異なる海外で愛されるために、カリフォルニアロールという日本にはなかった見せ方、プレゼンテーションで寿司を提供することによって、世界に大きく拡散していった事例です。日本のポップカルチャーや音楽もそれと同様で、日本人が考えるジャンルの縛りやこれまでの価値観に囚われすぎることなく、海外で理解・受容されやすい形でプレゼンテーションするために、J-POPに代わる新しい言葉が必要だと考えました」
●「真夜中のドア~stay with me」/ 松原みき Official Lyric Video
●【Rainych】 Idol / アイドル – YOASOBI (cover)
国関係なく音楽性でのジャンルって日本では生まれないのかね
ボカロなんてもろ日本製
ボカロ要素の入ったジャンルをガチャと呼ぶとかならまだしも
日本の音楽業界はジャンルって概念がめちゃ薄いからな
JPOPの紹介としてはこういう説明になるのは割と納得感がある
オレ個人としては結局シティポップだとかそういうのもよくわからんまま今では過去の忘れ去られたものになってるし
それと似たようなもんじゃないの
日本の音楽という統一性が失われてしまってると言ってたな
むしろ多様な「日本の音楽」は良いことで強みだろうに
統一性があったら直ぐに行き詰まるぞ
いくらそれが流行っても日本はあんまり得しない気がする
この間まで地域のお祭りとか出てたのにびっくり
88rising移ってコロナ規制解除されたから?
昨年海外での再生回数一位だった藤井風はタイアップなし
タイアップじゃ逆に閉じた世界にしかアピールせず限界があるってこと
アニソン最強論は逆に害毒
この界隈の曲がおすすめに入ってくるのが嫌な人には
別ジャンルとして分かれてくれた方が嬉しいんじゃないかと
その時代のJポップは評価低いからな
それでも比較的見つかるんだから自分で探せよ
Spotifyの機能で
自分の選択したアルバムや自分で作ったプレイリストの再生終わると
近い時代やテイストの曲が自動でかかるようになってるのよ
学習機能を使い倒していれば不本意な曲が掛からなくなるけど
その機能をオフにすりゃいいだけ
サブスクでアーティストを選ぶのは日本だけらしいよ
日本以外はサブスクは殆どがジャンルで聴いてる
昭和=歌謡曲
平成=J-POP
令和=Gacha Pop
こうですか?
言葉からイメージわかないし音がすぐ浮かばない
「Gacha Pop」とは具体的にどんな音楽を指すのか?
「Gacha Pop」というネーミングの由来について聞くと芦澤氏は「日本発のポップでカラフルなカプセルトイ(=ガチャガチャ)から着想を得て、おもちゃ箱をひっくり返したような、何が出るかわからない、ポップで雑多な楽しさを表現して発想した」と回答した。
このプレイリストに選曲する基準については「Gacha Popはジャンルではないので、間口は広く持っている」と断りを入れつつ、芦澤氏は次のように答えた。
「アニメ関連曲、ボカロ、ネットカルチャー、ハイパーポップ、Vtuberなどをボーダレスに選曲していますが、データを見ながら再生数の海外比率の高い楽曲、海外バイラルチャートで反応のある楽曲などを常に優先的にプログラミングしています。特定のジャンルに固執するのではなく、その時々で日本のポップカルチャーを象徴するような楽曲を、柔軟性を持って選曲・提示していきます」
Japanese Pop Musicの略なんだから
既に有るじゃん
ジャンルはガチャピン
ジャンルはドル箱
Gacharic Spin に Doll$Boxx
上手いよ、お上手なバンド
引用元:
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1686833501
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