【海外】BABYMETALの衝撃的なCGスペクタクルを制作






⚡ Creating an Electrifying CG Spectacle for @BABYMETAL_JAPAN 🤘
🎬 Director and Designer Shimon Tanaka (https://t.co/iLt3TTD7dK) on immersing himself in #BABYMETAL’s music and using #RedGiant tools for design and live visuals.
👉 https://t.co/ky0Ash0dCY pic.twitter.com/FnR5x6WP74

— Maxon Red Giant (@MaxonRedGiant) August 28, 2024

BABYMETALの衝撃的なCGスペクタクルを制作
ディレクター兼デザイナーの田中紫紋が、BABYMETALの音楽に没頭し、デザインとライブビジュアルにRed Giantのツールを使用することについて語ります。

日本のバンドBABYMETALは、ヘビーメタルの枠を超えた存在。SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALの3人が、映画のようなワイルドな映像と巨大なステージ、そして何より重厚な音楽で、壮大なライブパフォーマンスを披露し、熱狂的な歓声に包まれる。
BABYMETALは日本発のグループであり、その独特の存在感が支持を集め、ツアーやフェスなど世界中で活躍するアーティスト。そのBABYMETALの世界観のクリエイティブな部分に大きく貢献してきたCGディレクターの田中紫紋氏 。
田中さんに、これまでの経歴やBABYMETALでの活動、そして優れた作品を生み出すクリエイターを支援してクリエイティブシーン全体を向上させることを目的とした取り組みであるインテル®ブルーカーペットプロジェクトの参加アーティストとしての役割についてお話を伺いました。

あなた自身とあなたの経歴について少し教えてください。
田中:横浜出身のアニメーター、デザイナー、イラストレーター、ディレクターです。現在はCMやプロモーションビデオなど様々なプロジェクトに携わっています。きっかけは大学の課題で制作したストップモーションアニメがきっかけで、ニュース番組のプロデューサーから番組オープニングの制作を依頼されたことです。このアニメがきっかけでフリーランスとして活動し、現在では約20年になります。

ブルーカーペットプロジェクトについて教えてください。
田中:インテル® ブルーカーペット プロジェクトは、半導体メーカーのインテルが、さまざまなプラットフォームやジャンルで優れた作品を生み出しながら、新しいことに挑戦し続けるクリエイターを応援するプロジェクトです。ブルーカーペット プロジェクトでは、講演会の開催支援や技術・機材のサポートなどを行っています。何より、講演会やミーティングなどを通じて、人と人とがつながる機会を数多く提供してくれます。これまで接したことのないジャンルのクリエイターと出会えるのが、このプロジェクトに参加して一番良かったことだと感じています。

BABYMETALでの活動についてお話しください。
田中: BABYMETALが結成された当初、デビュー曲「Doki Doki☆Morning」のミュージックビデオの監督をさせていただき、その後、シングルやアルバムのジャケットデザインを手掛けさせていただくようになりました。BABYMETALがライブ活動をするようになってからは、ライブのビジュアルやデザインも手掛けるようになりました。

制作中によく使用するツールは何ですか?
田中:私はほぼすべてのプロジェクトで、カラーグレーディングにRed Giant Looksを使用しています。単一のインターフェースで、さまざまなカラーパラメータとエフェクトを調整できるのが気に入っています。Looksのプリセットを使用すると、すぐに効果が得られることが多く、作業時間の短縮にも役立ちます。また、キーイングにはPrimatte Keyerを使用し、Particular、Form、Mirなどのツールを使用してビジュアルをゼロから作成します。ShineやUniverseなどのエフェクトもよく使用します。Universeのツールは、通常複雑なプロセスを必要とするエフェクトを簡素化し、当初の期待を超える予期しない結果を生み出すことがよくあります。そのため、私はUniverseを気に入っています。
After EffectsユーザーにとってRed Giantのツールは必須であり、Red Giantのエフェクトは私の作品になくてはならないものになっています。絵を描くときに絵の具やブラシを選ぶように、Red Giantのツールを選んで使っています。しかし、何年も使っていても、今まで知らなかった機能やパラメータを発見したりして、日々新しい発見があります。新しい発見は楽しく新鮮で、自分の未熟さを思い知らされることもありますが、まだまだ表現の可能性があると思うとワクワクします。

ステージング、ビデオ、ビジュアルのクリエイティブ プロセスについて説明します。
田中:新しいプロジェクトを準備する際、私はさまざまな場面で動画や静止画でラフな構想を描きます。例えばライブでは、その映像をもとにステージデザインを担当するセクションがデザインを作り上げていきます。BABYMETALの沖縄公演では、沖縄の伝統的な守り神であるシーサーをデザインに取り入れました。シーサーは、メンバーが口からステージに登場できるくらいの大きさに作りました。どんなふうに仕上がるのか想像もつかなかったのですが、自分がデザインしたシーサーが立体になって現れたときは感動しましたね。

ミュージックビデオやコンサートの映像では、たいていの場合、その曲だけを聴いています。いつでも頭の中で再生できるくらいまでその曲に浸り、それから作業を始めます。歌詞やテーマには注意を払いますが、あまり集中しすぎません。その代わりに、曲の全体的な雰囲気を捉え、その曲が私に呼び起こす感情を視覚的に表現することを目指しています。

BABYMETAL以外には、どんなプロジェクトに取り組んでいますか?
田中: BABYMETALとのつながりで、音楽関連のビデオやビジュアル、アルバムジャケットの制作を依頼されることが多いです。テレビ番組のビジュアルも手がけています。プロジェクトごとに求められるクリエイティブは異なるので、その違いを受け入れるのが楽しいです。プロジェクトにぴったり合った新しいものを作れたときは、とてもやりがいを感じます。また、大学時代の友人とコラボして、レトロなアニメーションを作ったりもしています。

デザインを志す学生にアドバイスはありますか?
田中:当たり前のようですが、必ず完成させることが大切だと思います。学生だと、ものづくりに夢中になりがちで、完成していなくてもやり遂げただけで満足してしまいがちです。でも、未完成のものは他の人と共有できません。

プロの世界では、完成してからさらに良くするために多くの努力が費やされます。完成したものは、自分の中ではまだ1%しかできていないと思っています。その後、自分や周りの人たちと何度も磨きをかけ、最終的に100%に到達します。完成したものが自分や社会と向き合うというプロセスを通じて、それが本当の意味で自分の経験になるのです。仕事を始めたら、自分をアピールするために完成した作品が必要です。プロの環境では完成した作品だけが評価されるので、始めたことは最後までやり遂げるという心構えが大切です。

名無し

彼は、BABYMETAL のイメージやブランドに対する私たちの考えに大きな影響を与えた人物です。彼は本当にもっと注目されるべきです。

>BABYMETALの沖縄公演では、沖縄の伝統的な守り神であるシーサーをデザインに取り入れました。シーサーは、メンバーが口からステージに登場できるくらいの大きさにしました。どんなふうに仕上がるのか想像もつかなかったのですが、自分がデザインしたシーサーが立体になって現れた時は感動しました。

それは彼にとってとてもクールなことだった。
そして記事の最後には良いアドバイスもありました。

引用元:https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/1f6wjfi/creating_an_electrifying_cg_spectacle_for/

 

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